若い先生たちにお伝えしたいこと
これからの歯科の未来は明るいと私は思っています。
理由1
これからの10年は団塊の世代の先生方がどんどんリタイアしていきます。都会では若い先生はいますが、田舎や地方では開業医の高齢化がすすみ、歯科医師は不足していきます。地方では超高齢化社会が進み、訪問診療などの需要が増加してきます。そのため私たち歯科医師が活躍できる場所はたくさんあります。
理由2
予防の概念が世の中に広がってきたことです。
昔の歯科のイメージは「痛い時だけいく」ところでした。
「痛くなってからいくから、歯医者は痛いところだけど我慢する」
「痛くなくなれば終了」というマイナスな流れ。
しかし今では「むし歯や歯周病にならないように、検診に行く」ということが当たり前になってきました。更にこれからは食育を伝え、歯並びを改善しようという時代の流れになってきました。
という事は
「患者さんのために役に立つ」のが医療の本質ですから
今からの時代は「予防を通じて、地域に貢献する」ことで世の中の役に立つのです。